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うつ病が原因で。

うつ病での自殺は年々増えてきています。日本では、14年連続して自殺者が3万人を超えました。
がんで亡くなった方に、死因解明のための病理解剖にご協力お願いします、と言うことはできても、自殺された方のご遺族に、主治医が、病理解剖して脳を調べさせてください、ということはほとんど不可能なのです。
うつ病で自殺が増えているという実態から、厚生労働省では自殺・うつ病対策プロジェクトチームを設置して、地域・職域におけるメンタルヘルスの充実に取り組んでいます。
うつ病の自殺予防の為には「うつ病は自殺をしたいと思わせる病気」だということを本人や家族、周りの人が理解していなくてはいけません。
現行法では、うつ病という病気によって自殺という結果に至ったにもかかわらず、自殺は、病死ではなく、「外因死」とされ、警察による捜査の対象となってしまいます。アルツハイマー病やパーキンソン病のように、解剖して脳を見たら異常が見つかる疾患と違い、一見何の異常も見つからないうつ病に関しては、脳は調査も研究もされないままでいるのです。
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うつ病と精神の症状。

たとえ、うつ病が疑わしい、、精神的な問題だと気づいても、精神科を受診することに抵抗がある場合があります。あるいは、本人がそれを認めたがらないこともあるかもしれません。うつ病に関することを知っていたとしても、他人からすれば、そのうつ症状がその人の性格からくるものであるかのように誤解されがちです。
もし、そういった誤解がうまれ、上司や先輩から「気持ちが弱い」などと言われれば、自分でも精神的に弱いのだと自分で自分を責めてしまうかもしれません。
うつはその人個人の精神力や、根性や努力ではどうすることもできないことが多いのです。うつ病は気持ちの持ちようで何とかなる単なる落ち込みとは違いますので、周りがうつ病に対して無知であると、本当にうつ病の人を自殺に追い込む行動になりかねないので注意が必要です。
本物のうつ病と単なる落ち込みでも明確に区別できない場合もあるということであって、うつ病の気分の落ち込みを気持ちの持ち方を変えるだけで治せるということでは決してありません。こう考えていくと、うつ病という病気がいかに難しいものかが分かりますね…

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